余白の名画

何もない壁を名画だと語る老紳士。真に受けた監視員のほうが本気になった

6ページ・美術館の見立てコメディ・2026年9月26日公開

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おわり

作品について

市立美術館。修復のために絵が外され、張り紙だけが残った白い壁を、老紳士が三十分もじっと見つめている。

新米監視員の汐里が声をかけると、紳士は「この余白がよい」「釘が一本……孤独だ」と語り出した。だんだん壁の良さが分かってきた汐里は、ついに紳士より熱く語り出すが——。

何もない壁をめぐる、6ページの見立てコメディ。