お一人様一つまで
試食は『お一人様一つまで』。そう思いこんだ青年は、サングラス、付けひげ、ついには店員のふりで戻ってくる。迎える販売員は顔色ひとつ変えない——。
おわり
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作品について
スーパーの試食コーナー。あらびきウインナーのうまさに2本目へ手をのばした青年・和田の目に、張り紙が飛びこむ。「お一人様一つまで」。
引き下がった和田は——サングラスで戻ってきた。「は、初めて来ました」。
付けひげ、ニット帽、ついには売り場のエプロンで「応援に参りました!」。
何度来ても顔色ひとつ変えずに迎える販売員のツル子さん。「一つまで」だったのは、いったい何だったのか。8ページ・コメディ。
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