アンコール
『アンコール』——帰るための拍手が、全部アンコールになる。ひとりだけ足を止めた課長と、張り切りすぎる路上の歌い手。最後の一曲は、始発まで。
おわり
感想をどうぞ
押すと、みんなの感想が見られます
作品について
夜のシャッター通り。誰も聞いていない路上ライブで、帰りがけの課長・大河原がひとりだけ足を止め、気の毒になって小さく拍手した。
「お客さん……! では、もう一曲!」
帰ろうとすれば「あなたのために作った曲です」、お礼の十円を入れれば「リクエスト、何でも!」。
礼儀で帰れない客と、好意に全力で応える歌い手。やっと「最後の一曲」までたどり着いたとき、遠くで電車の音がした——。4ページ・コメディ。
コメント
まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。