ひかえめ

『ひかえめ』——心配性の店主の注意書きで看板があふれ、店の名は隅に小さく。なのに職人は、自分の名前だけ一番大きな板に。

8ページ・心配性の喫茶店主が看板に注意書きを足し続け、字を小さくしない職人が板を継ぎ足すうち、店の名は隅に小さく——最後に職人が自分の名前だけ一番大きな板に書く、看板屋のコメディ・2026年10月8日公開

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おわり

作品について

来月、小さな喫茶店を開く戸田が、町の看板屋に看板を頼みに来た。「店の名前は最後で。先に、入れてほしい言葉が……」

『足元に段差があります』『駐車場はありません』『近くにもありません』『探さないでください』——来た人をがっかりさせたくない心配が、一枚の板からあふれていく。

「看板の字は、通りの向こうから読めねば看板じゃない」。字を小さくしない職人・墨田は、板を足して全部を大きく書き上げる。

さて、店の名前はどこに入る? 8ページ・コメディ。