いつもので
バイト初日の店員と、初めて来たのに『マスター、いつもの』と言ってみたかった客。知ったかぶり同士の見栄の張り合いで、『いつもの』がどんどん重くなる。
おわり
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作品について
純喫茶「あじさい」。マスターが買い出しに出たすきに、バイト初日のいちかが一人で店番をしていると、背広の男がカウンターに座るなり「マスター、いつもの」。
「いつもの」なんて知らない。でも「か、かしこまりました!」。
——実はこの客も、この店は初めて。一度でいいから「いつもの」と言ってみたかっただけだった。
飲めないブラック、朝ごはんのあとの大盛りナポリタン、そして大好物なのに喜べないクリームソーダ。見栄っぱり二人の、8ページ・コメディ。
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