一本勝負
卓球台をはさんで『大事な人』を賭けた青年と旅館の主人の一本勝負。勝った主人が頭を下げて言った一言で、全部ひっくり返る。
おわり
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作品について
夜十時、温泉旅館の遊戯室。浴衣の青年・拓真と、旅館の主人・宗一郎が卓球台をはさんで向かい合う。「一ゲーム勝負。これで決めましょう」「……ええだろう」。
「大事な人なんです」「わしにとってもだ」。一打ごとに飛ぶ言葉、強打のあとの息切れ、休憩中だけの強気、そして無言の三十分。
勝ったのは——。そして勝った側が頭を下げた相手は——。8ページ・コメディ。
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